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健康食品登録審査承認が行政許可に転換   2015年5月

5月6日、李克強国務院総理は国務院常務会議を主催した。会議では、行政の簡潔化と権力の委譲、自由と管理の両立を引き続き促進し、政府職能の転換を速め、イノベーションと発展を妨害する「遮断点」、事業の実施と起業を邪魔する「痛点」と市場監督管理の「盲点」を除去し、起業とイノベーションにサービスすることが確約された。

   会議では、各機関の審査承認事項の廃止と委譲を一層促進し、保留された審査主任事項のプロセスを公開し、審査承認の時間を短縮すると同時に、200の中央の指定で地方が実施することになった審査承認事項を廃止することなった。
省レベルの政府機関と行政を持つ事業団体の権力範囲を発表する。費用徴収業務の整理と改革を深め、根拠なく越権して費用を徴収したり、高めに費用を徴収したり、費用徴収の範囲を拡大させたりする行為を中止もしくは取り締まり、全国的、中央機関と事業団体、省レベルの費用徴収項目のリストを発表するという。

   また、会議では、法律による行政という要求に照らし合わせ、去年大幅に削減した各機関の非行政的審査承認業務を基に、徹底的に当該種類の審査承認業務を廃止することが決定された。
残っている非行政的審査承認事項を分類、整理し、中小企業信用担保機構営業税免除審査承認など49項目を廃止、健康食品登録審査承認など20項目を行政許可に転換させ、その他公衆に直接にかかわらない事項または行政的確認、奨励などの性質を持つ事項を政府内部における審査承認または政府の権力範囲に入れ、一つずつ規範化させていくという。

『食品安全国家標準・健康食品部』実施関係問題の公告を発表

「食品安全国家標準・健康食品部」(GB 16740-2014)(以下「GB 16740-2014」と略称。)は2015年5月24日に実施した。2015年7月13日、国家食品医薬品監督管理総局は関係事項について、以下のとおりに公告した。

   一、標準実施日以降に生産された健康食品の場合、その品質はGB 16740-2014と健康食品承認証書の関係規定に適わなければならない。標準実施日以前に生産された製品は賞味期限切れまでに販売できる。

   二、健康食品承認証書に明記されている技術指標がGB 16740-2014の関係規定に抵触する場合、微生物指標およびほかの検測方法がGB 16740-2014の関係規定に抵触する場合、GB 16740-2014の関係規定に従って執行しなければならない。

   三、GB 16740-2014の実施で健康食品承認証書の内容および製品のラベルを変更する必要がある場合、承認証書所持者は2016年5月24日までに、省(自治区、直轄市)の食品医薬品監督管理機関に申請し、検査機構が発行した第3ロット製品品質標準全項目検査報告書を同時に提供しなければならない。

   四、食品医薬品監督管理機関がその前に登録検査を受理したが、検査を実施していない新規申請と再登録製品の場合、申請者は新しい食品安全国家標準に従って検査を実施し、報告書を発行しなければならない。その前に登録検査を実施したが、登録を承認していない製品の場合、申請者はGB 16740-2014の要求に従って当該製品の技術要求(品質標準)を修正し、追加で第3ロット製品修正予定指標自主検査報告書を提出しなければならない。

  各級の食品医薬品監督管理機関は企業が新しい標準の実施をきちんと行うよう促さなければならない。

(出所:CFDAサイト 2015-07-13)

「食品生産許可管理弁法」と「食品経営許可管理弁法」を発表

2015年8月31日、国家食品医薬品監督管理総局は食品生産、経営許可を規範化させ、食品の生産と経営に対する監督と管理を強化し、食品安全を保障するために、「食品生産許可管理弁法」と「食品経営許可管理弁法」を発表した。施行日は2015年10月1日である。

   「食品生産許可管理弁法」と「食品経営許可管理弁法」の主な内容は行政簡素化と権力委譲という方針の堅持、許可原則の明確化、分類許可の実施、特殊食品生産許可の厳格化、許可証番号付け規則の明確化、許可証記載事項の明確化、操作利便性の向上である。

   国家食品医薬品監督管理総局は地方の各級食品医薬品監督管理機関が「食品生産許可管理弁法」と「食品経営許可管理弁法」を徹底的に実施し、関係広報活動を適宜に行い、許可プロセスをさらに最適化させ、許可業務の能率を高め、監督と管理を強化し、食品安全管理の能力と水準を引き続き向上させ、食品安全関係リスクを有効的に制御し、公衆の飲食安全を保障するよう求めた。

 

中国とアメリカ、食品医薬品監督管理に関する協力を強化へ

11月21日から23日まで開催された第26回中米商業貿易聯委会では、中国とアメリカの双方は食品安全、オンライン偽薬販売共同取締、医薬品医療機器審査の評価実施、臨床試験、化粧品監督管理対話の実施などに関する協力を強化し、国民の健康を確実に保障することで合意した。 汪洋副総理はアメリカの プリッツカー・商務長官、フローマン・貿易談判代表と共同で3日にわたった会議の司会を務め、国家食品医薬品監督管理総局の呉副局長は総局の代表として会議に出席した。

議後の記者会見で、呉副局長が記者に今回の会議で中米両国が達した食品医薬品監督管理分野関係のコンセンサスについて紹介し、オンライン偽薬販売取締は中米両国医薬品監督管理機構の果たさなければならない責任で、双方は引き続き関係協力を展開すると強調した。(出所:CFDAサイト2015-11-26)

*関連項目 健康食品登録と届出管理弁法を発表へ記事

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