・ロシアでビジネスを成功するためには

ロシア(РоссийскаяФедерация)は約20年前の1991年12月25日にソビエト連邦社会主義共和国からロシア連邦に大きく体制を変えました。しかし、今でもロシアの国家体制は連邦制であることに変わりなく文化や宗教などが異なる多民族国家であり、多民族共和国、自治州、州などで構成されています。国としては世界最大の面積をもちます。ですからロシアの何処の市場に拠点を持つのかにより、ご商売の方法も大きく変ってくる訳です。

今まで日本はどちらかと言えば、日本に近い極東地域に合弁会社を作る傾向がありました。そんな訳で極東の生活習慣や商習慣などを見て、ロシア全体を同じ様にみていました。
最近になってようやくサンクトペテルベルグやモスクワなど東ヨーロッパに近い地域にも目が向けられて進出する日本企業が増えてきました。この地域は鉄道や道路、海上交通も発達しロシアの人口の約5割が集中しており,EUに近い大変に便利な地域です。またこの地域には10年前まではEUやアメリカなどの企業が多く進出し大きな成果を上げておりました。

では日本企業の海外進出についてですが、企業はどのような経緯で進出の判断が行われるのでしょうか。大半の企業はマスコミの報道や進出コンサルタントの数値をもとに判断されて来たのが事実です。例えば私どももそうなのですが数値というもので表すと1年間、または上半期下半期と長い期日の中で過去の数値を視る訳です。目まぐるしく変化する世界政治や経済状況において予測も難しくなります。

そこでもっと現地に密着した将来予測が可能で現地の変化などを肌でがじられやすい資料が求められます。新しいコンサルティングはここが重点に置かれます。現地の政治、文化、民族、環境など総合判断は現地の情報を参考にしていただくのが一番です。そうでなければ箱だけの日露合弁会社を作ってしまいます。ただの箱で不満だらけの企業が多いのもこの辺が原因の一つです。中には箱だけで満足している企業もあるのですが。

ですから、これからは民族や文化、環境など地域により、マーケットの市場戦略が異なることを理解し、決して一枚岩と考えずに多様性をよく知る必要があります。
そのような訳で現地人の優秀なスタッフの協力がなければ実のある進出はなかなか成功しないのが現実なのです。

ここでは失敗した企業の具体例を挙げておきますのご参考になればと思います。

@ずさんな事業計画
A中途契約不履行
B短期投資で資金回収が早すぎ現地人材に還元をしない。
C日本の現地駐在員に費用が掛かりすぎる。
D通訳職を上位につけるため分析能力や営業能力がない。
E事業計画が市場と合致していない。
F外国取引に経験がない日本企業の経験を持ち込む。
G情報収集能力がない。
H日本側経営陣に判断をする決裁権がない。
I日本から販売する製品がない。(中国やインドから安い製品が入る)

*ロシア人の75%は日本好き 中間層が35%に増え、日本の製品も買える時代になりました。良い物は高価でも買うというのも特徴です。

リサーチは現地のロシア人に任せ、研究、学習して地元に教えてもらう。  現地政府調査機関から ・ロシアは、現在83の連邦構成主体と呼ばれる地方行政体からなる連邦国です。

・地方体制をお知りになりたい方は当ホームページ「拡大するロシア医療マーケット拡大するロシア医療マーケット」付録27ページをご覧ください。

・一般企業の税制などロシアについてもう少し詳しくお知りになりたい方はこちらからお問い合わせください。

 

中国進出企業成功例・失敗例へ 必読 




 

・ロシア地域情報

【ロシア】2012/4/10

極東で医療制度の拡充

 年末から年始にかけてロシア極東の多くの地方が医療制度の拡充に関する発表を行なった。各地の発表を元にまとめました。

・沿海地方:地方プログラム「2011〜2012年の沿海地方の保健近代化」の枠内で医療施設の改修や設備の更新(予算約30億ルーブル)、標準的な医療サービスの普及と外来診療の利便性向上(同25億ルーブル以上)、情報システムの発展(同3億ルーブル)、医療関係従事者の給与改善等を進めていく見通し。財源は連邦予算から約59億ルーブル、沿海地方及び各自治体予算から約3億5000万ルーブル、強制医療保険基金から4億5000万ルーブル以上が充てられる。このプログラムは現在、連邦保健社会発展省で調整中となっている。また、ウラジオストク市は地方自治体プログラム「2010〜2012年のウラジオストク市の保健施設へのレントゲン設備の配備」の枠内で、遠隔操作式レントゲン設備やデジタル式またはフィルム式レントゲン設備を購入し、市内の診療所で使用されている旧式のものと交換していく。(1月13日付沿海地方政府プレスリリース、1月14日付ウラジオストク市政府プレスリリース)

・サハリン州:地域プログラム「2011〜2012年のサハリン州の保健近代化」の枠内で約60億ルーブルの資金が拠出され、保健施設の改修(10億ルーブル以上)、新たな設備の購入(17億ルーブル以上)、標準的な医療サービスの普及、3つの癌センターの開設等が進められる。(12月28日付インターファクス通信)

・カムチャツカ地方:地域プログラム「2011〜2012年のカムチャツカ地方の保健制度の近代化」の実現のために、連邦予算から19億7000万ルーブルの支援を受ける。これは同地方の毎年の保健制度予算の3分の1に当たるという。(12月29日付インターファクス通信)

・アムール州:昨年12月、州内の癌診療所にオランダのメーカー・フィリップスの16スライスBrillianceコンピュータ断層撮影(CT)スキャナが設置された。癌検診用のCTスキャナは極東ではまだ数が少なく、1月 13日にはコジェミャコ知事が診療所を視察した。新たに導入されたCTスキャナの価格は3800万ルーブ ルで、診察室の設備には100万ルーブル以上の費用がかかった。ブラゴベシチェンスク市病院用に購入されたもう1台のCTスキャナの価格は2100万 ルーブルだった。コジェミャコ知事によれば、アムール州では医療制度の拡充は癌分野、外傷・災害外科分野、心臓血管分野でそれぞれプログラムが進められており、連邦予算から約33億ルーブルが割り当てられることが決まっている。(1月13日付アムール州政府プレスリリース)

・ハバロフスク地方:2012年末までに癌診療所を建設することが決定されており、同診療所の外科部門の建設に最大3億ルーブルの予算が割り当てられる(12月28日付ハバロフスク地方政府プレスリリース)。ちなみに、ハバロフスク地方は癌医療に関して鳥取県との協力を検討している。

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